{遺品整理・家屋解体} 姉二人ともの孤独死
2011年06月08日
この度は、私達の心の支えとなり、お世話をしていただき、本当に有難う御座いました。
私達は、一生に一度あるかないかの想像もできないほどの体験をしました。
それは、実家で二人暮らしをしていた、姉二人ともの孤独死でした。
一人は、病院にかかり、もう一人がその看病をしながら暮らしており、時折、私から連絡をとっていましたが、ふと連絡も取れなくなり、病院からも、通院せず連絡が取れないとの電話が入りました。
保健所の方や、警察の方も家を訪ねたが応答が無いとの電話があり、翌日安否確認のため、警察の方々と同行し家の方へと向かいました。
不安ばかりを募らせながら、家の雨戸を壊し、中に入りました。
そこには、仏壇の前で寄り添いながら亡くなっていた姉二人の姿がありました。
まさかの現場で、足が竦み、頭の中が真っ白になったことを、昨日のことのように覚えています。
警察の方は、孤独死・事件性との両方での確認の為、鑑識の方も来られ、私達は、夜遅くまで事情聴取を受けました。
姉二人とも、遺体が傷んでおり、家は蛆がわいてハエも飛んでいました。
結局その日をさかえに、一睡もできない日々が続き、悲しみとこれからの事で頭がいっぱいになり、呆然としていました。
精神状態が不安定のまま、葬儀社へ依頼し、状況を話したら、葬儀より火葬を先にすすめられました。
私達は、縁あって、とても親切な葬儀社の担当者と出会い、色々とお世話になりました。
それで、無事に葬儀は終わりましたが、まだまだこれからが大変で費用の面でもとても不安でした。
私達は、相談できる人も身近におらず、悩んでいました。
そんな中、葬儀社の方に事情を話したところ、墓守代行センター様を、紹介していただきました。
早速、社長自らお電話をいただき、事情を話すと、わかりやすくアドバイスや順序を教えてもらい、正直色々することがあり驚きました。
最初は、あまり費用がかからないように、自分達で出来ることはしようと思っていましたが、家の異臭が増して、とても家に入れる心境ではありませんでした。
しかし、社長さんは、嫌な顔ひとつせずに、家の中に入って、中の状況を教えてくれました。
やはり、蛆が広まっていて、早目の解体を助言されました。
家の遺品整理、家の解体、仏壇の処理にあたっての供養など、私達は、無知なことだらけで、頭の中がグルグルと回転していました。
でも、そんな私達の心のケアも、今思えば、何度もしてもらいました。
全て、社長さんの方で、専門業者の手配などもしていただき、見積り・費用なども親身になって考えてもらい、本当に有難う御座いました。
姉をいっぺんに二人も失い、途方に暮れる日々も続きましたが、社長さん方のお陰で、ちゃんと供養もでき、やっと前の生活リズムに戻れたように思えます。
言葉では、感謝できないほど、このご縁は、有り難く思います。
これからも、私達のような状況にぶち当たるご家族のためにも、今後の会社の繁盛を心よりお祈り申し上げます。
本当に、色々とお世話になりました。
平成23年5月吉日 U家一同
長崎県 U家様