納骨後のお骨壷の処理・処分
2011年07月14日
今日は朝一で「お墓の改修工事」の御見積りを1件と「新規戒名入れ(彫り)+金箔、カシューの入れ直し+墓石・墓所クリーニング」の御見積りを1件の計2件を廻って、汗だくになって事務所に戻りました。
本当に暑いですね全国各地に「高温注意報」なるものがたくさん出ているようで、皆さんもお気をつけ下さい。
さて事務所に戻ると、ちょうど「お骨壷の処理・処分」のご依頼をいただいていた東京都の御依頼主様からの宅配便が届きました。物が物ですので、ご心情の面では非常に恐縮なのですが、遠方になると現実問題として止むを得ず宅配業者様をご利用いただく事がほとんどになります。
出張引き取りも行わせていただいているのですが、特に「お骨壷の処理、処分」・「粉骨(パウダー化施工)」・「ご仏壇の処理、処分」に関しては、北海道から沖縄まで全国から御依頼を賜っておりまして、宅配業者様に輸送をお願いするのが上策という現状にご理解をいただいております。
今回のお手伝い「お骨壷の処理・処分」も、私の自己体験(身内の骨壷を処分する際に、壷内に付着した骨片や骨粉が気になって、ゴミ出しなどで処分する事に抵抗があった)とお客様方からの取り扱いのご要望から弊社業務に繋がったものなのですが、全国各地からの御依頼を賜りながら思うのは、故人様のご遺骨が入っていた壷を「普通に可能な範囲での処分方法で処分する事に抵抗を感じ、適切な処理を望まれる方が非常に多い」という事です。
御依頼主様からは「ホッとした」・「肩の荷が下りた」・「ちゃんと処理してくれる所があってよかった」などのお言葉をよく頂きます。御供養の形が多様化する現代においてもなお共通すると私が思うのは、「良き御供養とは、供養をする側(御遺族)も満足できる経過を経たもの」であり、その経過の中で何かのお役に立てた時、弊社の存在意義があるのだという事です。
今回の御依頼にも「普通に処分する事への抵抗があって」というお言葉があり、同時に故人様への御依頼主様の想いを感じました。故人様のためにより良いお骨壷をご用意されたそうです。
弊社は全てのお手伝いにおいて、「御依頼主様の想いを感じ、施工に反映させる」ことに尽力を惜しまない業者であり続けます。施工にあたらせていただくスタッフ自身が同じ体験をしているという弊社の特徴もありますが、なにより「御依頼主様とお話するうちに、それが自分の親だったら」と想えますので