子供としての役目が終わり安堵しました・・・。
2020年08月18日
前略 失礼致します。
このたびは、母の散骨を執り行って頂き本当にありがとうございました。
母は、生まれつき体が弱く、常に「死」ということを考えているふしがありました。
そのため、私が二十代を過ぎたときから、「自分が死んだときはこうして欲しい」
という話をよくしていました。
その最大の話が、「自分は墓に入りたくない。どこかに散骨して欲しい。」ということでした。
その母の願いを叶えるのが子の役目と思い、ずっと散骨できるところを探していました。
そして実は、私はすでに父が亡くなっており、両親の子供は私一人です。
ですので散骨はぜひとも参加したかったのですが、ケガの後遺症で乗船することが
難しいため泣く泣く代行散骨にさせていただきました。
散骨を行って頂いた当日、私は海の見える海岸に行き祈りを捧げました。
そして後日、散骨証明書と共に写真が届きました。
それを見て自分も参加したかのような気持ちになり、海に還った母に「安らかに眠ってほしい」と切に願いました。
やっと子供としての役目が終わり心から安堵しました。
最後になりましたが、今回の散骨に関してたくさんの質問に丁寧に答えてくださったスタッフの方をはじめ、
母の散骨に携わってくださったすべてのスタッフの皆様に心から感謝いたします。
私たち母子の願いを叶えてくださって本当にありがとうございました。
熊本県天草市 M様