2023年12月25日

この度は父の散骨につきまして、大変お世話になりました。

「故郷である佐世保の海に散骨してほしい」という父の願いを叶えていただいたこと、色々と親身になってご対応いただきましたこと、家族一同、心より感謝申し上げます。

ちょうどお盆の時期に佐世保の海に還ることができました。久しぶりに里帰りが出来て、父も嬉しかったと思います。

父は小学６年生まで佐世保で過ごしました。祖父の仕事の関係で広島に転居してからも、佐世保は父にとって特別な場所でした。

生前は、先祖の墓参りもかねて家族で佐世保を訪れることが何度かありました。

佐世保に帰りますと、父はいつも子供のような笑顔を見せておりました。弓張が丘の展望台から九十九島の風景を一緒に眺めたこともありました。

亡くなる前の数年間は入退院を繰り返し、1日のほとんどの時間をベッドの上で過ごしておりました。「せめてもう一度くらいは佐世保に店に・・・」という願いで闘病を続けておりました。

海洋散骨という形で、父をもう一度連れて行ってあげることが出来ました。御縁がありまして御社にお願いすることが出来ましたこと、本当に良かったと感じております。

佐世保は私たち家族にとりましてもルーツとなる土地です。今後もきっと訪れる機会が多いと思います。その時はぜひ、父がいる九十九島沖の海に向かって手を合わせたいと考えております。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　広島県　Ｓ 様