長崎くんち
2010年10月10日
日本三大祭の一つと称される「長崎くんち」が今年(2010年)も開かれ、205,000人の人出で賑わいました。
「長崎くんち」は長崎の氏神「諏訪神社」の秋季大祭で、寛永11年(1634年)、二人の遊女が諏訪神社神前に謡曲「小舞」を奉納したことが長崎くんちの始まりと言われているそうです。
以来、長崎奉行の援助もあって年々盛んになり、さらに奉納踊には異国趣味のものが多く取り入れられ、江戸時代より豪華絢爛な祭礼として評判だったそうです。
「長崎生まれの長崎育ち」の私には、なくてはならないものであり、長崎人の誇りでもあります。
その年に奉納踊を披露する当番の町を踊町(おどっちょう・おどりちょう)といいます。現在、長崎市内に全部で59カ町存在し、7つの組に分けられているそうです。
当番は7年に一度回ってくるのですが、その熱の入りようは尋常ではありません。たとえば私の知り合いは、熱望していた担ぎ手になれたのですが、練習が夜のため仕事(居酒屋経営)と重なってしまいました。そして彼が取った行動は、あっさり仕事放棄
そんな長崎人の心意気のつまった「長崎くんち」の今年(2010年)の演し物の中から、弊社で撮影できた分をご紹介します。
上から(五十音順)、籠町【特別出演】 龍踊(じゃおどり)・
築町 御座船(ござぶね)・銅座町 南蛮船(なんばんせん)・東濵町 竜宮船(りゅうぐうせん)・八坂町 川船(かわふね)です ちなみに、各踊町に傘鉾があるのですが、撮影できず紹介できなくてすいません。
馬町の傘鉾と本踊(ほんおどり)も撮影できず紹介できなくてすいません。・・・・・馬町の方々にもすいません