長崎県 長崎市 福田 沖 で海洋散骨を行ってきました
2010年10月26日
先日10月24日に長崎県 長崎市 福田 沖 で海洋散骨を行ってきました
故人様のご生前のご希望であったとのことで、埼玉県と千葉県からお越しいただいてのご依頼でした。
当日は大変な雨天でしたが、お客様の滞在期間中の気象情報では今後は寒気の影響で波が高くなる一方ということで、今までのお手伝いの中で最も判断を迫られました
海洋散骨は「晴れ雨」よりも「風波」が重要になります。いくら晴れても波が高ければ出航できないということです。今回のお手伝いに予定された期間はまさに両極端の典型的なパターンを辿っており、「雨天だが波は穏やか」~「晴れるが波が高い」という状態でした
「ご滞在の期間中に故人様を海へお還しすることと安全を確保するために波を重視しますので、あえて雨天の出航を進言致します」と御遺族様に申し上げ、恐縮な状況でご乗船いただきました。(正直言ってドシャ降り ・ ・ ・ ご乗船前から雨カッパを着ていただき、船には防水テントを張るほど・ ・ ・ )
そして今回も起きる 供養と導きの奇跡
出航から程なくして雨が弱まり、そして止む。 霧が晴れ、故人様の想い出の地がハッキリと鮮明に眼前に広がり、穏やかに散骨の儀式が進む。
そして滞りなく無事に終了し帰港。 御遺族様を見送った直後、またドシャ降りに ・ ・ ・
後日談になりますが結局次の日も雨天であり、その後は晴れながらも日増しに風と波がひどくなり、24日を延期とした場合の予定日後半だった今日と明日などはとても出航できる状況ではない結果でした。実はこのブログを書いている今まさに、散骨ポイントの海上は波高3m~5mという大荒れとなっており、延期していたらとんでもないことになっていたとゾッとしています。もちろん安全が最優先ですので、つまりは予定期間中に実施していただくことができなかったはずです。
私共の判断が正しかったとかではなく、そんな小さなことではない、もっと「大きな力」が働いたのだと感じています。体験した者でなくては理解しずらいのではと言えるほどに不思議なものです。
今回の御遺族様も、「航海中ずっと、故人様・ご先祖様に守られていた」のです。
度重なる奇跡は現実の事実であり、供養と導きの大いなる力の中で ・ ・ ・ ・ ・