長崎県 長崎市 式見 沖 で海洋散骨を行ってきました
2010年11月06日
先日11月4日に長崎県 長崎市 式見 沖 で海洋散骨を行ってきました
故人様の生前からのご意思を尊重してのご散骨とのことで、散骨ポイントも魚釣りが趣味だった故人様がいつも出かけておられた所へなど、全てが生前の故人様のお言葉どうりに決定されました
当日は天候も良く波も穏やかで絶好の状況で出航しました。
・ ・ ・ が、この状況の良さは当然多くの方にとっても良いわけで ・ ・ ・ 海上には予想を超える船の数 ・ ・ ・ レーダーで見る散骨予定ポイントにも多数の船影が ・ ・ ・
海洋散骨には守るべきマナーがあります。従って、散骨ポイントを多少ずらすことも必要になるかもしれないと覚悟しつつ船を進めました。
しかし、予定の散骨ポイントに近づくにつれ、そこに居た船たちが離れだし、到着時には私たちを遠巻きにするようにほかの多くの船が描いた円の真ん中にぽつんと一隻だけの状況になりました。もちろん退いていただいたわけでもなく、不思議に思いながらセレモニーを開始しました
恵まれた状況のなかでセレモニーは進み、無事に終えることができました
ホッとしながら帰港をはじめたその時、またも不思議なことが ・ ・ ・ 今まで遠巻きに居たほかの船が一斉に動き出し、あっという間にもとの状況に戻ってしまったんです
「まるで全てを知っていて協力してくれていたみたい」に ・ ・ ・
私達が離れたあとの散骨ポイントが多くの船で埋まるまでの時間が、本当に一瞬の出来事のような速さでした。
私達とまったく逆の動きをしてすれ違う船の多さがそれを実感させました。
偶然と言えばそれまでの事かもしれません。しかし、私はこれまでお手伝いの度に幾度となく不思議な体験をし、そのつどブログに記し残してきました。
度重なる不思議な体験を偶然とは片付けられず、ただただ大きな力を感じており、故人様と御遺族様を眩しく感じる温かさの中で感謝の日々を送っております。