長崎県 長崎市 樺島 沖にて代行海洋散骨ー様々な想い
2011年07月05日
先日2011年6月29日に 長崎県 長崎市 樺島 沖 にて代行(委託)海洋散骨を行ってきました。
お電話でのお問い合わせをいただき、後日訪問説明をさせていただきまして実施となったのですが、お客様のお話に様々な想いを感じました。
「主人の遺骨と一緒に生活して、もう3年が過ぎました。いろいろな事を考えました。」 施主である奥様のお言葉です。
実は、同じような事例は珍しくありません。そこには故人様と御遺族様の繋がり・想いがあるのです。
御供養の仕方やご遺骨の自宅保管の期間に関してはよく御問い合わせがあります。
あくまで私個人の意見ですが、「正解・誤り」でかたずける事ではないと思っています。人の価値観はそれぞれであり、特に御供養に関しては「納得」が必要だと思います。想いが有られる場合は特に、御遺族様の納得のいく方法をとる・そして納得できるまでの時間をかける事をお勧めしています。
「一般的な方法(作法)に従う」事も「自分達の納得のできる方法をとる」事も、それが価値観の違いであり「押し付けたり・押し付けられたり」するべきではない事ではないでしょうか。言い方を変えれば、納得のいかない方法(作法)をとった場合、「良き御供養」と本当に言えるのでしょうか。
「お墓」でも「納骨堂」でも「散骨」でも、故人様と御遺族様が納得のできる葬送方法で有ったのであれば、それが一番の「良き御供養」だと思っています。
弊社が「お墓・納骨堂・散骨」の全てのご相談に対応させていただいているのは、「正解や誤りを探すのではなく、それぞれの価値観を理解し合う」ことを望んでいるからです。
御供養というものは、とかくやり直しのきかない物です。だから、「良き御供養」ができたと言えるように、自分達の想いを大事にしてほしいと申し上げています。
実は、「代行散骨」には様々なご事情や想いが有られる場合が多く、今回も御遺族様の想いを感じたお手伝いでした。