母と同じ海へ・・・。
2016年05月25日
先日、お母様の散骨を申込に来られたお客様のお話です。
長男の方が申込に来られたのですが、その時に話してくださいました。
お母様は満州に住んでおり、満州でお母様を亡くされ
戦後、日本へ引き揚げ船に乗って帰る途中
時化にあい、あまりにも小さい船だったため自分の命も危なかったそうです。
その時は、何人もの人が海へ投げ出され
持っていた荷物も全部、海へ放り出されてしまったそうです。
お母様は大事に自分の母親のお骨を抱いていたそうなのですが、
気付くと手には何も無かったそうです。
なので、生前お母様から「母と同じ海に散骨してほしい」とずっとお願いされていたらしく
今回、弊社で散骨させていただくことになりました。
皆さん、いろんな思いがあって散骨を希望されていることを実感いたしました。