納骨堂から散骨へ
2016年06月24日
先日、ご来店下さったお客様のお話です。
ご両親のお骨は、地域の皆さんで出資して作られたその地域の方だけが入れる納骨堂に納めているそうです。
それが、近年老朽化していることと、息子さんに子供さんがいらっしゃらないということで
そのままにしておくと、当番で納骨堂を管理している方にいずれ迷惑がかかるからということで散骨を考えられたそうです。
はじめは「海に散骨」するのは、海にお骨を捨てるというイメージがあったそうです。
ですが、何かの番組で散骨を特集してあるのを観られてイメージが変わったそうです。
そしてお客様は「なるべく自宅から近い海で散骨してください。いつでも海が見えたら思い出せるから。」とおっしゃられました。
とてもご両親への思いを感じました。
故人を思い出し心の中で手を合わせる事が何よりの供養ではないでしょうか・・・。