弟の考えが・・。
2016年07月14日
約一か月前に、79歳になる女性の方から「海洋散骨について詳しく聞きたい」という、お電話をいただき、パンフレット等をお送りしていたところ、
「海洋散骨をお願いしたい」という、ご返事を頂きました。
そして先日、妹様とご一緒に弟様のご遺骨を持って弊社に来られました。
ご依頼を頂いたのは長女にあたる方で、弟様が独身だったので後の事をご自分がやられているとの事でした。
弟様は以前に大きな病気をし、その後、エンディングノートを書かれており、それに「海洋散骨希望」と書かれてあったそうです。
それまでは、ご依頼者様も「海洋散骨」について話に聞く程度で内容まではご存じなかったそうなのですが、弟様の希望を叶えるために、調べたところ弊社を知りお電話いただいたそうです。
何度か電話で内容についてのご説明をさせて頂き、内容についても十分にご理解いた上で海洋散骨のご依頼をお受けしました。
そして、海洋散骨をご理解頂くなかで弟様がどうして海洋散骨を希望されたのか考えていたところ、
「自分や残された人に迷惑をかけないように海洋散骨を選んだのだという事がわかった」とおっしゃられ、
最後に、「海洋散骨は娘しかいない私も独身の妹も、後に残された人に迷惑をかけない最期なんではないか」とおっしゃられ
「また、今度は自分の申し込みに来ます」と言われてお帰りになられました。
ご自分が亡くなられてからの残された人への思いやりから「海洋散骨」を選ばれる人がとても多くなってきていると実感いたしました。